知っていますか?


およそ40%の人が社会に何らかのバリアを抱えていること

日本には、障害を持った人々が964万人いると言われています。
私たち障害者は、日常の様々な場面でバリアを感じながら生活しています。
そんな日々の中で、さらに私たちを悩ませるのが、圧倒的な「情報量の少なさ」
「行きたいところがあるけれど、入れるかどうかわからない」。
そんな人々のお出かけの可能性をひろげたくて、このサイトを立ち上げました。

そして、バリアフリーが必要なのは、私たち障害者だけではありません。
足腰の弱くなってきたおじいちゃんおばあちゃん。
ベビーカーを使用しているお父さんお母さん。
おなかの重たい妊婦さん。
彼らもまた同様に、日々にバリアを感じながら生活しているのだと思います。

誰だって、行きたいところへおでかけできる。そんな社会であってほしいから。
このサイトが、どこかのだれかの役に立てていたならうれしいです。

KANA.

サイト名「Tutti」にかけるおもい

Tutti(トゥッティ)は、イタリア語で、音楽用語のひとつ。「全員で」という意味があります。

運営者のKANAはその昔、クラシック音楽家を目指していました。
そのときいちばん大好きだった音楽用語です。

オーケストラの楽譜に「Tutti」の記載があると、それまで別々のメロディを奏でていた人たちが、そこからは一斉に同じ旋律を奏でます。全員で1つのメロディを共有するあの一体感が、私は大好きでした。

同じように、日々においても、みんなで同じものを共有する喜びを感じたい。

車椅子の彼と、そのパートナーが、バリアを感じずにたくさんデートできたら。
アレルギー、宗教、信仰など、一人一人違う多様な人が、1つのお店で同じご飯を楽しめたら。

そんな社会を夢見て、
困っている人にちょっとだけ優しくなれる、そんな情報の発信を目指しています☻

音楽をやってたころ