肉食が環境を破壊する!?畜産業と環境問題の密接な関係とは

KANA

こんにちは♫ KANAです!
最近、食品業界や外食産業で、代替肉などの「お肉の消費を減らそう!」という動きを良く見ませんか☻?

なぜいま、食肉の消費を減らす動きが世界各国で広まっているのか?
それは、畜産業が引き起こす環境破壊の問題が叫ばれてきたためです。

私がお肉を食べるのを辞めたのには、この理由も大きく関係しています。

お肉と環境問題になんの関係が・・!?

そんな風に思う人もいるかもしれません。数年前までの私もそうでした。

今回は、畜産と環境の密接な関係性について詳しくご紹介していきます!

目次

牛を育てるために必要な資源

まず初めに、食肉になる動物を育てるのに必要な資源の問題があります。
1番資源の量とコストがかかる牛を例に見ていきましょう!

飼料となる「穀物」

牛の飼料(エサ)の問題です。

なんと、1㎏の牛肉を生産するのに必要な穀物の量は11kgと言われています。
日本で飼育されている食肉用の牛は260万頭ほどですから(農水省HPより)、、計算ができませんが(笑)、気が遠くなりそうな膨大な量です。

牛の飼料として一般的に使用されるのは、主に「大豆」や「トウモロコシ」などの穀物だそうです。
世界には、飢餓で苦しみ、今日のご飯すらない人々が8億人以上いると言われています。

シンプルに、牛の飼育数を減らし、その人たちに分け与えることはできないだろうか。

飼料を育てる水

そして、上記で挙げた飼料を育てるには、大量の水も消費するのです。
また、牛たちが飲むお水も必要だと思います。

ステーキ1kgをつくるためには2万リットル弱の水が必要なんだとか。

日本にいると見ずが不足しているとは感じにくいですが、世界的にみと、深刻な水不足が続いていたりします。

干ばつなどの被害があると、その分、作物も育たないし、人々の体調にも直結するのではと思います。
遠い国の問題でも、忘れてはいけないところですよね☻

牛を育てる物理的な「土地」

牛を育てたり、その飼料を育てるための土地。

お肉を手にいれることが気軽になった一方で、これらの土地もひっ迫しているそうです。
すでに今、地球上の3分の1の土地が、畜産業のために使われているのだとか。。

人々が求めるために、食肉産業はどんどん成長し、その結果、自然豊かなアマゾンの森林をも切り開いて畜産工場の拡大を進めているのが現状。

そこに元々居た原住民やアマゾンの動物たちにも思いを馳せたいところです。。

畜産業が引き起こす重大な「環境破壊」

また、肉食の問題は、資源だけの話ではありません。
「動物の飼育を増やし続けること」そのものがさまざまな影響を及ぼしています。

車や飛行機よりも多い温室効果ガス

牛は「、反芻(はんすう)動物と言って、胃が4つほどあり、日常的にオナラやゲップをして食べ物を消化しています。

それらには「メタン」といわれる温室効果ガスが含まれ、地球温暖化に拍車をかけていると言います。
先ほど、日本にいる肉用の牛は260万頭といいましたが、それだけの数の牛が毎日温室効果ガスを吐き続けているわけですから、牛の数が増えれば増えるほど、温暖化も進んでしまう、というわけです。

船や車、飛行機も二酸化炭素を排出するというのは有名な話ですが、その3つを合わせた排出量をさらに上回ってくるのが畜産業。とんでもない量なのがわかりますね。

水質汚染

これだけ多くの家畜ダウ物が居るわけですから、その分彼らの糞尿の量もかなり増えます。

畜産業から排水される汚水によって川や海が深刻な水質汚染につながります。
糞尿ですから細菌など、完成小のリスクも高まり、海の動物たちや、やがては人間の生活水にまで直結する問題です。

まとめ

いかがでしたか?
今回は肉食について、懸念されているリスクや問題点についてお話ししてみました。

これらの問題はすぐに解決できるものではありません。
「自分ひとりが動いたところで」と思う人もいるかもしれません。

しかし、いま環境問題が進みつつあるこの現状を変えられるのは私たちしかいません☻

まずはこのような事実を知る事、すこしだけお肉の消費量を減らしてみる事。
そんなみんなの1歩が「持続可能な」未来を作ると思うのです♪

KANA

最後まで読んでいただきありがとうございました♡

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