海水浴シーズン到来!この旗の意味を知っていますか?災害に備えて知っておこう、津波フラッグのこと

KANA

こんにちは♫ KANAです☻
突然ですがみなさん、この旗を知っていますか?

今日はこの旗の意味やこれを見つけた場合どうするか、そんなことについてお話していきます♪

目次

紅白の旗は危険を示す「津波フラッグ」

気象庁HPより引用

赤と白の鮮やかなこの旗。皆さんはご存じでしょうか?
これは「津波フラッグ」というもの。

津波フラッグは、大津波警報津波警報津波注意報が発令された場合に、海水浴場や海岸付近で掲げられる旗です。
「警報・注意報が出ていますよ」ということを知らせるための旗ということですね☻

聞こえない人への伝達方法がなかった

これまで、災害時の情報は、警報を鳴らしたり、アナウンスで伝えたりと、音での情報がほとんどでした。

そういったときに取り残されてしまっていたのが、聴覚障害者
音だけでの情報では、理解するどころか、何かが鳴っていることにすら気づくことができません。

実際に、東日本大震災のとき、聴覚障害者の犠牲者は、健聴者の2倍以上にものぼったそうです。
情報を得られないことは、すなわち、危険の知らせにも気づけないことになりますよね。

そのような問題点から、「視覚的な情報伝達」を行うために作られたのが、この津波フラッグというわけです。

そしてこの津波フラッグ、聴覚障害者のためだけのものだと思われがちですが、目で見てわかるということは、実は聴覚障害者のためだけではありません。

海の中にいると、風の音や波の音で、通常よりも他の音が聞こえづらくなるのだと言います。
そんなとき、アナウンスだけではなく、目で見てわかる情報もあれば、さらに安全ですよね☻

みんなに優しい情報提供、それが津波フラッグなんです☻

津波フラッグを見かけたら

気象庁HPより引用

さて、もしこの津波フラッグを実際に見かけたら、どうするべきでしょうか。

気象庁も呼びかけていますが、この旗を見かけたら、すぐに避難することが何より大切。
津波注意報・警報が発令されている合図です。

まわりに気付いていない人が居た場合は、ぜひその人にも声をかけて、一緒にできる限り海から離れた場所に避難しましょう!

まとめ

長いコロナ期間を経て、今年は3年ぶりに海開きをする海水浴場も多いそう。

まだまだ導入されている海水浴場は少ない津波フラッグですが、認知度をあげて、実際に使われることがあった場合にはみんなが理解していることが大切だと思います☻

ぜひ、知らない人が居たらまわりの人にもお知らせしてみてくださいね☻

最後までお読みいただきありがとうございました!

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