【海の日】私たちは毎週クレジットカード1枚分のプラスチックを食べている!? 深刻な海洋汚染の現状と私たちにできること

KANA

こんにちは♫ KANAです☻
今日は海の日!皆さんは海が好きですか?
私は海に面した街の生まれなので、海がとっても大好き!

しかしながら現在、世界では海洋汚染の問題が年々深刻化しているのをご存じですか?
美しい海を守り続けるためにも、ぜひ一緒に学びましょう~♫

目次

世界で深刻化する海洋汚染の問題

海洋汚染は、年々深刻化していると言います。海が汚れてしまうことは、海に生きる生物たちを傷つけるのはもちろん、海の生物や海藻や塩などを摂取する、私たち人間の身体にまで影響を与えてしまいます。

豊かな海を守るために、私たちには何ができるのか。
まずは学ぶことから始めてみましょう☻

海洋汚染の原因は?

さて、それでは実際に、海を汚すことになってしまっている原因は何なのでしょうか。1つ1つ見ていきましょう☻

①生活排水

生活排水とは、各家庭から排出される汚水などのこと。
何気なく使っている洗濯洗剤食器洗い洗剤・歯磨き粉・シャンプーなどにも実は多くのマイクロプラスチック有害な薬剤が含まれていたりします。

②工業排水や廃棄物

近年、低コストで大量生産されるようなモノや衣料品が増えました。
そういったものを作るのに使われた多くの有害物質や染料なども、海に流してしまっている企業が多い。

また、日本で盛んである漁業からも、漁網など多くの廃棄物が海に捨てられているのだとか。

世界中でどんどん数の増え続ける工場畜産もその一つ。
何千、何万という数の畜産動物たちを飼育しているからには、当然、排泄物などもかなりの量が出ますよね。そして、その多くがそのまま海に流出されていると言います。

衛生面の観点から見ても、良くないことがわかりますね。

家庭ごみやポイ捨てによるプラスチック

プラスチックは自然には分解されないため、海に流れ出てしまったプラスチックはどんどん海に蓄積していきます。
2050年には、海のすべての生き物よりも海に蓄積したプラスチックごみの量のほうが多くなると言われているんだとか。

海に浮遊するレジ袋を間違えて食べてしまう海洋動物たちや、プラスチックの破片でケガをしたり、胃の中がプラスチックでいっぱいにになって命を落としてしまう海洋動物も急増しています。

また、プラスチックは自然には分解されません。海に浮遊しつづけたプラスチックは、強い日差しや波に揉まれて小さく微粒になります。(これをマイクロプラスチックと言います。)

微細になったプラスチックは魚たちが餌とともに体内に入れてしまいます。その結果、体内で分解されずにプラスチックだけが溜まり、餌は取り入れることが出来ずに命を落とすことになってしまう海洋動物も少なくありません。

また、体内にプラスチックが溜まった魚介類を人間が食べることによって、ヒトの身体にもプラスチックが蓄積されてしまうという悪循環が近年大きな問題となっています。

※実際に、魚や貝類、塩や海藻、さらには最近では人体の血液からもマイクロプラスチックが検出された。マイクロプラスチックは発がん性があるとして警笛を鳴らしている専門家や医師は多い。

いまやプラスチックを体内に入れることを避けることはもはや不可能。
とある研究では、人間は1週間にクレジットカード1枚分のプラスチックを摂取している、という報告も発表され、人々を驚かせました。

船舶からの油の流出

海洋への石油の流出も大きな要因のひとつ。

石油などの油が流出することは、生態系への影響も大きく、海洋動物たちの成長を妨げたり、病気を引き起こしたりしてしまうのです。

わたしたちにできること

前述した理由から、海はどんどん汚染され続けています。

海洋汚染を食い止めるために、私たちにできることは何があるのでしょうか。

ドキュメンタリーを鑑賞する

問題の解決は、まず知ることから!

私もサステナブルに興味を持ったのはドキュメンタリーを観てから。

個人的にすごくオススメなのはこれらの作品です。海の豊かさと、すぐそこに迫る危機をどちらも感じることのできる作品です。

シースピラシー
「サステナブル」の言葉の裏に隠された様々な問題が暴かれる
プラスチックオーシャン
プラスチックで汚れた海の現状と、私たちがすべきことが見えてくる

ごみを減らす

海へ流れ出るごみの多くは家庭ごみから出ていると言われています。
特にプラスチックごみは、生分解されないし、焼却処分するにしてもダイオキシンという有害物質を発生させたり、CO2も排出され、結局は環境を汚すことになるのです。

だから大切なのは、ゴミ自体を減らすこと。
日本は今も、プラスチック製品や包装であふれかえっています。

使い捨てとして使っているモノを使い捨てないものへシフトしたり、使えるものは捨てないなど、根本的なところを考え直す必要があります。

ゴミをへらすということは、ゴミ出しの手間も減って、一石二鳥でもあります♡
たとえば私は、以下のようなものを繰り返し使えるものに変えました♡

KANAオススメの使い捨て卒業アイテム

そのほかにも、使い捨てをやめるためのアイテムはたくさんあります。
ぜひ自分に合ったものをさがしてみてくださいね☻

ゴミ拾い・ビーチクリーンなどに参加してみる

いまや、いろんな地域でゴミ拾いアクションや―地クリーンなどのイベントが行われています。
イベント参加が苦手な人は、個人でゴミ拾いをするのも良いですね◎

ポイ捨てや家庭ごみからでも、道路に出てしまったゴミはやがて川に流れ、海にたどり着きます。
海に流れるごみをなくすためにも、ぜひできることから始めてみましょう☻

洗剤などを自然にやさしいものにする

ドラッグストアなどで安価に売られているものの多くは、微細なマイクロプラスチックなどが含まれた原材料のものが実は多いのです(マイクロビーズ・スクラブなどは実はプラスチックな場合が)。

この機会に、余分なものが入っていないものにシフトチェンジしてみたり、用量を守って1度に使いすぎたりしないことも大切ですね☻

生活排水からのマイクロプラスチックは最小限に抑えたいものですね。

まとめ

KANA

いかがでしたか?
今日は海の日に合わせて海洋汚染の問題についてお話しました。

「海のため」とか「地球のため」と聞くと、話が大きすぎて現実味がないかもしれません。

しかし、今起きている社会問題に目を向けて何か一つでも行動できることは、とっても大切であると思うのです。

この地球に住んでいる限り、気候変動の問題に無関心でいることはできても、無関係でいられる人は誰ひとりとしていません。

1人の100歩より100人の1歩。
大事なのは、0から1へと行動することだと思います☻

私たちの未来を守るために、ぜひできることから始めてみましょう♪

最後までお読みいただきありがとうございました!

この記事をシェアする!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次
閉じる